試合中、相手は勝つためにいろんな問題を引き起こしてきます
誰かに答えを教えてもらえれば失敗することも減るし悩むこともないので楽ですが、テニスは自分ひとりで戦わなければいけません
自分で問題を解決していく能力が必要です
自分で解決策を見つけ出そうとすると時間がかかるかもしれません
すぐに答えがみつかればラッキーですが、いろいろ考えても解決策が見つからないこともあるでしょう
考えて試して、ダメならまた考えて試しての繰り返しです
どんなに考えても解決策が見つけ出せないままチャンスを逃すこともあるかもしれません
しかし、悩むことや失敗することも次につながる貴重な経験になります
普段から自分で考えて失敗を恐れずやってみる習慣があると、自分の引き出しが多くなります
コーチや親はすぐに答えを教えたくなると思いますが、選手の問題解決能力を育てるためにも、目先のことだけに囚われず、先を見据えて我慢強く見守ることも大切です
最初は何もわからないところからスタートです
コーチや親も全ての答えを知っているわけではありません
誰もやったことのない未知なる挑戦をするなら、自分自身で考えて切り開いていくしかありません
何も考えずにまわりと同じことをやっているだけだと、トップに立つのは難しいです
ひとりひとり個性があり、それぞれにあったやり方があります
コーチや親に言われたことだけやるのではなく、自分で考えて行動できるようにしたいです
いろんな人の意見やアドバイスを聞くことも大切ですが、選手は言われたことをすぐに鵜呑みにせず、自分なりに納得がいくまで考えてみましょう
そして納得ができなければ、自分の思いを表現してください
選手の思いや考えが表現できる環境であれば、選手の可能性が広がっていきます
大きな挑戦をしていけば多くの問題が出てくるでしょう
サポートするコーチや親も一緒に考えてチームで成長していくことが大切です