#47 失敗するのは悪いことではない

親やコーチの立場からすると、失敗はできるだけ避けたいと思うのは当然です

選手がミスをして負けてしまうと、なんで負けるんだ、なんでミスするんだ、と怒ってしまう人もいるでしょう

もちろん成功することで学ぶことはできますが、失敗のほうが原因を見つけ出すのは簡単です

失敗には必ず原因があり、それを見つけて克服することが、上達や成長につながるのです

ミスをしたり、負けたことで怒られてしまうと、失敗を恐れてしまい、思い切ってチャレンジできなくなってしまいます

試合中はコーチも親も助けることはできません

試合では基本的に自分で考え決断し、プランを実行しなくてはなりません

うまくいかない状況でも、あきらめず自分の力で考え、解決していく力が必要です

どんなときでもあきらめず、不利な状況でも全力で向かっていく姿勢が大切です

失敗を恐れず、粘り強く、自分で考え、決断したことを全力でやり切ってください

すべてを出し切るからこそ、本当の課題が見えてきます

たくさんの失敗を経験していくことで、自分で考え、自分で解決していく力がみについていきます

だからこそ、コーチや親は思い切り失敗できる環境をつくることが必要です

失敗して負けたことをネガティブに捉えるのではなく、成長していくチャンスだと捉えていくことです

選手が全力で失敗したときは、あたたかく見守ってあげる我慢強さが必要です