テニスに限らず何をするにしても、もともと子供は想像力が豊かで、びっくりするような発想が出てきます
どうしたら想像力や発想力のない選手になるのでしょうか?
指示通りにキッチリこなす選手、言われた通りに動く選手は、コーチや監督にとって指導しやすいので褒められます
なかなか思うように動いてくれない選手だとコーチは大変です
グループで練習するときは、みんな同じように動いてくれるとコーチは楽です
しかし言われたことをやるだけでは、すべて受け身なので想像力は広がりません
言われたことだけしかできない選手は、それがうまくいかなくなったときに思考停止してしまいます
柔軟な発想ができれば、ピンチを切り抜けられるかもしれません
言われたことをやるのがダメなわけではありません
自分勝手に好き放題やっていいと言っているわけでもないです
ゲームに勝つ方法はひとつではありません
選手が自分で考え、いろんな発想ができるように導くことがコーチの役割のひとつです
選手自身で考えてやってみても、うまくいかないときもあります
コーチの指示通りにやればうまくいくことのほうが多いかもしれません
大変だけど、選手の個性を尊重して楽しみながら進めていきたいものです
見ている人の想像を超えたプレー、ここでそんなことするかと思うような大胆なプレーに、見ている人は惹きつけられます
より良い方法がないか、常に考え工夫し続けることを習慣にしましょう
ミスをしてもいろいろやってみることはすごく大切です
想像力、発想力のない選手とは、ミスを恐れて自分で何も考えなくなってしまった選手です
自分で工夫してやってみてのミスは失敗ではありません、それをいかして次につなげればいいのです
自分で考えて工夫しなくなることが良くないのです